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基本に立ち返って、新しい景色を~♪ [Essential Yoga]

 私の開催するヨガクラス Essential Yogaでは、「今日何やりたいですか~」とお聞きして始めることが多いです。

 参加者のほとんどはヨガのインストラクターさん。インストラクターさんは、主にレッスンだけをやっている方と、レッスンも日々の練習も両方を大切にやっている方といらっしゃいます。
 前者はワークショップなどで得た情報をもとにすぐ教えだす人です(笑)後者は学んだことをまず練習で自分に落とし込み自分の言葉で伝えている人なので、こうゆう先生に質問をすると回答にも自らの体験を通しての裏付けがあります。
 つまり仕事としてだけではなく「ヨガのある暮らし」「ヨガの生き方」を実践している人です。私自身もそうですし、Essential Yogaに来てくださる先生もそんな方たちです。

 レッスンで人気がでるような人を引きつける言葉や、生徒に受ける美味しいアイディアを求めに来ていたイントラさんだと1度来てくださっても、とりあえずFacebookで繋がってもう来てくださらないです。ごめんなさい、そうゆうレッスンに役立つ美味しいものはEssential yogaにはありません。逆に一般のレッスンでやったら生徒がいなくなるようなことばかりかもしれませんからね(笑)

 さて、今週(3/13)はクラスの初めに「バックベントやりたい~」との声があったので、そこにフォーカスしていきました。特に最近は、呼吸の種類を丁寧に見極めるように声掛けしています。 腹式か胸式かなどの種類ではなく、呼吸でどこを動かしているかです。
 アシュタンガを力んで頑張りすぎたり、自律神経が整っていない時は、鎖骨や胸を引き上げるだけの呼吸をやりがちです。
 一見すると深い呼吸に見えますが、実はそうではありません。まず自分がどこでどんな呼吸をしているのか、肋骨の動きにフォーカスしていきます。

 次にタダーサナやウッターナサナ、プランク、アップドック、ダウンドックで上半身と下半身の繋がりを探しました。この練習にはクラスのほとんどの時間を当てています。体のクセを見つけて実に微細な、ある意味マニアックな調整を自分で行っていきます。
 足を働かせて立っているのか、身体と腕のジョイントは正しいのか、鼠径部を緩めて繋げて立っているか、脊柱の自然なアーチがあるか…などなど私のガイドをヒントに体を自ら調整します。
 上半身と下半身の繋がりが整ってくると太陽礼拝もすべてが繋がってきますし、バックベントも自然と深まってきます。

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 これらの練習は私が長く実践してきたものです。アシュタンガヨガでのバックベント、ドロップバックやカムアップはもちろん、例えばセカンドシリーズのかポタアーサナなど、最初は恐ろしくキツく難しいアーサナを5年10年と同じことを練習するなかで見えてくる景色があります。
 それらの基本は全てタダーサナやダウンドックなのです。そして、それが正いいとか間違っているの話ではなく、その一つ上の景色にたどり着くまでの道のりを「心と体」セットで経験することが、プロとして仕事をするために必要なことだと思うからです。

 Essential Yogaは、たった月に2回の練習ですが、この時間を丁寧に積み重ねることで、アーサナがみるみる変化したり、自分の中で新たな気づきを深める方もいらっしゃいます。
 皆それぞれがヨガのある暮らしを生きています。自分自身と向き合って実践しています。

 ヨガの練習が好きでなんとなく続けている主婦の方も、イントラ養成コースを出たばかりの方も、ヨガ歴10年くらいの方も、アシュタンガヨガを最近始めた方も、すでにアシュタンガヨガでサードまで練習をしている方も…それぞれの経験や背景が違っても、みんなでわいわい練習を楽しんでいます。「ヨガのある暮らし」を実践する”大人の部活"のようなものですね。

 Essential Yoga は 2014年から始まった私の個人クラスです。私が札幌を離れる予定なのであと10
ヵ月ほど、2020年1月前後に終了する予定です。
 最後まで私も練習を続けながら皆さんと楽しんでいきたいと思います。
 いつもご参加くださる皆様、貴重な時間をありがとうございます。

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