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ヨガの医療的アプローチ [日々のいろいろ]

アメリカの医療現場でヨガを行う、ララ・ベーシスさんが来日。

ヨガの医療的アプローチという講座を3日間東京で受けてきました。

ヨガの先生が医療チームの一員として加わり、医師や看護師その他の専門家と連絡を取り合いながらヨガを行うらしい。

アメリカでは理学療法士がヨガクラスを行い腰痛で成果を上げたという記事が、我が家にあるヨガジャーナル日本版創刊号(2009年ころ)すでに載っていたこともあり、アメリカはヨガに関するデータがなにかしら日本より豊富なのではと当時から興味深かった。

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会場はスタジオヨギー新宿WEST。

私はアーサナの体の効果を中心にクラスを組み立てることが多いのですが、医療の視点では体を鍛えるための心拍数や機能を向上させるためのデータなどがあり、そこから組み立てるのもなかなか面白い。

またある程度体が動く人が対象とは限らず、手術後の患者さんの緊張をとるために一緒に呼吸法を行ったり、ベット上で体位を変えて肺など呼吸器系を活性化するような簡単な動きを行ったり、その人が持っている体の機能を引き出してあげるのもヨガの医療的なアプローチ。

より自分らしく、より良い人生を過ごすためのヨガという点は、たとえ病気がある人でも、私たちが普段行っているヨガクラスと目的は変わらない。

今回は理学療法士などの医療関係者の参加も多く、情報交換できたことも刺激になりました。

理学療法士とヨガインストラクターの大きな違いは、ヨガが「呼吸」を扱うということ。

呼吸を扱うというのは、同じ目に見えない形のない「意識」にアプローチするということ。

その人が自分の意識に、「より意識的」になれるようお手伝いをすることがヨガインストラクターの仕事なのだと改めて感じました。

そしてキッズからシニアまで幅広い豊富な指導経験のあるララだからこそ、過酷な医療現場でチームの一員として、彼女の能力や人柄がより生かされているような気がしました。

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